大人向け「キャラ文芸」台頭 ライトノベルと一線…ドラマ化にも向く (2/4ページ)

2015.9.27 07:12

各社の参入が相次ぐ新ジャンルの文庫本

各社の参入が相次ぐ新ジャンルの文庫本【拡大】

  • 文庫本推定販売部数過去20年

 新潮文庫の表紙は従来、著者名と書名の見やすさを重視してきた。しかし、新シリーズnexでは本をあまり読んでこなかった人に気軽に手に取ってもらおうと、表紙はインパクトを重視し文字よりもイラストが目立つよう工夫した。「かっこいい、かわいいと思って“ジャケ買い”してもらえるかにこだわった。デザインでは他社には負けていないはず」と高橋さん。

 シリーズで100万部

 nexの立ち上げにあたって、高橋さんは「角川文庫を一番、意識していた」という。そのKADOKAWAは平成24年に「キャラクター文芸編集部」を新設し、キャラ文芸作品を角川文庫や角川ホラー文庫で展開してきた。担当の野崎智子さんは「当時はまだキャラクター文芸という言葉もなかったが、この名称が一番分かりやすいと考えた」と振り返る。

 同社のキャラ文芸本の多くは漫画化されているほか、アニメ・ドラマ化される作品もある。また、登場人物を強調しているキャラ文芸本はシリーズ展開している作品も多く、売れ行きは好調だ。10月からアニメ放送が始まる『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』シリーズ(角川文庫)は累計100万部超、この分野の先駆けとされる『ビブリア古書堂の事件手帖』シリーズ(メディアワークス文庫)は600万部を突破した。

2段組みのノベルスは若い読者には敬遠されがち

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。