『HistoryWars歴史戦世紀の冤罪はなぜ起きたか対日英訳版』産経新聞社(産経新聞出版・1200円+税)【拡大】
□『History Wars 歴史戦 世紀の冤罪はなぜ起きたか 英日対訳版』
■日本の名誉を守るために
〈これはまさに「戦争」なのだ。主敵は中国、戦場はアメリカである〉〈日韓米の運動体と中国・北朝鮮の共闘に対し、日本は主戦場の米本土で防戦しながら反撃の機を待っているというのが現状だ〉〈悪意を持って日本を貶める勢力に、先に謝罪して誠意を見せる日本外交がいかに失敗してきたのかがよく分かる〉
産経新聞社が英日対訳版『歴史戦(ヒストリー・ウォーズ)』を出版したことは、まさに世界を舞台に、戦いの狼煙(のろし)をあげたに等しい。外国特派員協会ともゆかりの深い櫻井よしこ氏、秦郁彦氏、西岡力氏による巻頭メッセージは、同志として心強い。英語による「歴史戦」が本格化した。
本書は4章の構成で、第1章は、慰安婦問題が日本にとって冤罪(えんざい)であることを論証している。第2章は、アメリカを舞台に、韓国系と中国系の抗日連合会が連携して展開する反日プロパガンダ活動、第3章は事実を捻じ曲げて世界に伝えられる慰安婦問題を浮き彫りにしている。第4章では、日本政府が反論しなかったことを、『南京大虐殺』が既成事実化している例を挙げ、批判している。何度も読み返したが、これほど詳細な英文情報を初めて目にした。