芳醇で濃厚で上品な味わいの「フォアグラ、マグレ鴨、イチジクのテリーヌ」は、ワイン好きには極上といえる究極のメニュー。「持ち帰り用に売ってほしい」との要望が多いのもうなづける=2014年6月11日、京都市中京区(恵守乾撮影)【拡大】
確かに、しゃれた外観と、1、2階合わせて18席というこじんまりした空間からは、不思議とパリの雰囲気が漂ってくる。大川氏のこだわりのなせる業だが、料理の方のこだわりも半端ではない。
最大の特徴は何といっても「シェ ミッシェル」と同様「極力、生クリームやバターを使わず、ブイヨンで仕上げるという本場・パリそのままのビストロ料理を心がけている」(大川氏)点だろう。
こうしたこだわりが口コミで広がり「ビブグルマン」を獲得したわけだが、大川氏いわく、顧客の8割は女性で30代~70代と幅広く、昨今の健康志向の高まりから「ご高齢の方々から『あっさりしているのにコクがある』と高い評価を受けている」という。
ブイヨンで煮込む
そんな料理の数々を早速、いただいた。まずは「フォアグラ、マグレ鴨、イチジクのテリーヌ」。