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『失われた時を求めて』を求めて 誰だって子供の頃はマルセル・プルーストなのである 松岡正剛 (3/5ページ)

2014.9.21 14:40

【BOOKWARE】編集工学研究所所長、イシス編集学校校長の松岡正剛さん=9月14日、東京都千代田区の「丸善丸の内店内の松丸本舗」(大山実撮影)

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 【KEY BOOK】「失われた時を求めて(1)」(マルセル・プルースト著、鈴木道彦訳/集英社文庫、1080円)

 ここでは鈴木道彦の訳にした。これなら文庫本の3冊で読めるからだ。全体は記憶と現在が錯綜するオーケストレーションのように仕上がっている。第1篇『スワン家の方へ』、第2篇『花咲く乙女たちのかげに』、第3篇『ゲルマントのほう』、第4篇『ソドムとゴモラ』、第5篇『囚われの女』、第6篇『逃げ去る女』、第7篇『見出された時』だ。プルーストはこれらを第一次世界大戦を挟んで書き続けた。あまりの大作なので億劫になるだろうが、そんなことはない。第1篇第1部「コンブレー」を読んだら、全部が読みたくなる。ただし、「コンブレー」がピンとこないようなら、この20世紀文学の最初の大傑作と取り組むのはあきらめたほうがいい。

「幻想の記憶」の中で生きていた

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