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みんな錯覚したがっている われわれは「だまされやすい脳」の持ち主なのである 松岡正剛 (3/5ページ)

2014.12.4 16:40

<図01>チェッカーシャドウの錯視

<図01>チェッカーシャドウの錯視【拡大】

  • <図02>ミュラー・リヤーの錯視図形
  • <図02>ペンローズの不可能図形
  • <図03>
  • <図04>存在しない立方体
  • <図05>ムンカーの錯視図形
  • 【BOOKWARE】編集工学研究所所長、イシス編集学校校長の松岡正剛さん=9月14日、東京都千代田区の「丸善丸の内店内の松丸本舗」(大山実撮影)
  • 【BOOKWARE_松岡正剛】BOOK_MEETS_BOOK

 【KEY BOOK】「錯視の世界」(ジャック・ニニオ著、向井智子・鈴木光太郎訳/新曜社、4104円)

 フランスの分子生物学者が遊んだ錯視感覚入門として、広く読まれてきた。全17章。かなり多めの錯視やだまし絵の図版を載せていて、どこからでも読める。説明もなかなかのウィットに富む。翻訳者が丹念に注釈を付けているのも嬉しい。しかし一冊を通して、錯視は結局「脳がだまされているんだ」ということを受け入れる必要がある。ニニオにそれを柔らかく説得されると、ま、いいか、そうだろうなと思えてくる。

 【KEY BOOK】「視覚の冒険」(下條信輔著/産業図書、2484円)

 ぼくの古い友人で、異才。早くからスタンフォード大学で実験心理学を研究している。「イリュージョンから認知科学へ」とサブタイトルにあるように、認知システムのモデルを幾つか使いながら、錯覚と錯視の究明の入口を説いた。ベラ・ユレシュの両眼視仮説の紹介がおもしろい。下條君には『サブリミナル・マインド』や『サブリミナル・インパクト』といった著書もあって、下意識や無意識と知覚意識との「あいだ」の研究が秀れている。こちらもどうぞ。

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