――本書では、「少女時代の本棚」「少女から大人になる」「家を出る」など、女性の人生に添った5つのテーマが設定され、そのテーマごとに互いが数冊ずつリストアップする…という形で対談をしています
平松 毎回お会いするのが楽しみでしたね。初めて読む本もあるし、読んだことのある本も、話すための読み方をするとまた違った見え方がある。毎回いそいそと対談場所に出かけていきました。
小川 よく考えれば、普通こういう機会ってありませんものね。初対面の者同士でも、本があれば話が弾む。本がそこにあるということは大事なことですね。今はコミュニケーションのあり方が多様になっていますが、一冊の本の果たす古典的な役割を改めて感じました。
平松 本は常に開かれている。何が正解かなんてないですしね。
小川 平松さんに本を推薦していただけるなんて、こんなぜいたくな機会はない(笑)。毎回新鮮な、スリリングな時間でしたね。