〔2〕足の裏で大地を力強く踏みしめ、ももと床が平行になるように膝を折り曲げ、少しずつ上体を起こしていく。
〔3〕胸を起こし、両手を肩の高さで床と平行になるように伸ばす。さらにいければ、両手を頭上に持ち上げ指先から尾骨までを一直線上に伸ばし、下腹部を背骨の方へしまい込むようにする。
暑さから感じるストレスが大きくなると、マイナスのエナジーが気持ちを「拒否」の方向へと向かわせます。見えない椅子に腰を掛けているような姿勢を取ることにより、お尻から足全体を引き締める効果が期待できます。ももや腰に意識が集中し、暑さからくる熱やストレスを徐々に下げることができ、落ち着きを取り戻すことができると思います。
≪門のポーズ≫
強い夏の日差しを浴びながらの外出は、まるで灼熱(しゃくねつ)の砂漠の中で目的地を見失って、今自分がどこにいるのか把握できずにさまよっているような気持ちになります。焦れば焦るほど暑さは増し、無駄に体力を消耗しますよね。このポーズは、現在地を把握し、ありのままの自分自身を受け入れ、目的地への再スタートをきるための出発点になるポーズです。