小規模のデイサービス事業所で機能訓練の体操をする利用者ら=2015年9月15日、静岡県内(共同)【拡大】
≪本格的な影響はこれから≫
■介護経営コンサルタント、小浜道博氏の話 4月に改定された介護報酬が実際に事業者に支払われたのは6月末。マイナス改定の影響が本格的に出てくるのはむしろこれからだ。経営体力の弱い小規模事業者のさらなる倒産の多発が懸念される。
小規模事業者は、既存施設で流れ作業のようなケアに失望した職員が独立開業したというケースが多い。これまでは「思い」だけでやってこられたが、経営能力が低く、報酬引き下げで赤字に転落するという状況だ。今後は効率経営とサービスの質を両立させるマネジメント力が求められる。
一方、利用者は見学会や公表されている情報などを活用して、質の高い事業者をしっかり見極めて選んでほしい。自分の関連事業所の利用だけを勧めてくるようなケアマネジャーの意見は断る意志を持つことが大切だ。(SANKEI EXPRESS)