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石垣島から 星、花…夜の楽しみいろいろ (4/4ページ)

2015.10.1 09:00

サガリバナは東南アジア一帯の熱帯・亜熱帯に分布し、日本では南西諸島(奄美大島以南)に自生する。マングローブの後背地や川沿いの湿地に生育する。ピンクや白がある=沖縄県・石垣島(永山真治さん撮影)

サガリバナは東南アジア一帯の熱帯・亜熱帯に分布し、日本では南西諸島(奄美大島以南)に自生する。マングローブの後背地や川沿いの湿地に生育する。ピンクや白がある=沖縄県・石垣島(永山真治さん撮影)【拡大】

  • 南十字星は大航海時代には方角を知る手がかりとされていた(南十字星は下の石垣空港の明かりの左上)=沖縄県・石垣島(永山真治さん撮影)
  • ナイトジャスミン、別名ヤコウボク(夜香木)は、石垣島では季節に関係なく周期的に花を咲かせる。夜に開花し、昼は花を閉じるが数日間は同じ花が咲き続ける。強く甘い香りを持つ=沖縄県・石垣島(永山真治さん撮影)
  • 石垣島では「冬の到来の花」とされるレッドパウダーパフ。化粧パフのような花を咲かせる熱帯性常緑の低木。11月頃から5月頃まで咲き、遊歩道脇などに植えられ気軽に観賞できる=沖縄県・石垣島(永山真治さん撮影)
  • 暗闇に浮かび上がる白いサガリバナの木は、時間を忘れていつまでも見ていたくなる=沖縄県・石垣島(永山真治さん撮影)

 シーズンは6月頃から9月前半まで、ピークは6月末から7月前半だ。開花は午後9時頃からで、翌朝には散ってしまう。色は白とピンクで藤の花のように垂れ下り、房状に花を咲かせる。近くまで行くと車の中からでも甘い香りが漂ってくる。甘さにひかれて虫も多数寄ってくる。気になる人は、虫除(よ)けなど完全防備をして行くことをおすすめする。

 石垣島には数多くの島特有の花があるけれど、僕はサガリバナが、シーズン中に幾度となく見に行くくらい好きだ。暗闇の中に浮かび上がる幻想的な風景は、まさにいま目の中に収めておかないと朝には消えてしまう。

 「引き際を知る」と言うか、日本人の持っている「潔さ」と「はかなさ」に重ね合わせてしまう。サクラと同じような感覚か。この時期に石垣島へ訪れる方は見るべきだ。植物や花に興味のない人でも、その美しさに魅了され、忘れられない風景となるかもしれない。(写真・文:フリーカメラマン 永山真治/SANKEI EXPRESS

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