【つま先を伸ばす前屈】
安楽座(あぐら)からつま先をつかみ足先への意識を取り戻していくポーズです。足の指を広げることすら困難になってしまった関節を優しく開き、足全体の活力を取り戻していきましょう。
〔1〕あぐらを組むように足をクロスして座り、右手を左足に、左手を右足に添える。
〔2〕それぞれの手と足の指を絡ませ、両肘を横方向に解放して前方へ押し出す。
〔3〕座骨を床に押し下げ、体を丸め込むように前屈する。額が床へと吸い込まれる感覚を味わうように、体の後ろ側を心地よく伸ばす。反対側の足の組み方も行う。
日常生活のほとんどの時間で靴を履いているため、日頃から足先に窮屈な思いをさせています。足先への血流を活発にし、足のむくみや疲労を解消します。両手を足の指に絡ませての前屈が困難な場合は、ペディキュアを施す際に使用するトゥセパレーターを使用するのもよろしいかもしれません。