サイトマップ RSS

【COP21閉幕】パリ協定合意 全ての国に対策義務 (4/5ページ)

2015.12.14 08:00

議長を務めた国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)でパリ協定を採択し、拍手を受けるフランスのローラン・ファビウス外相。左は国連気候変動枠組み条約事務局のクリスティアナ・フィゲレス事務局長=2015年12月12日、フランス・首都パリ郊外(ロイター=共同)

議長を務めた国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)でパリ協定を採択し、拍手を受けるフランスのローラン・ファビウス外相。左は国連気候変動枠組み条約事務局のクリスティアナ・フィゲレス事務局長=2015年12月12日、フランス・首都パリ郊外(ロイター=共同)【拡大】

 最後まで先進国側と対立したとされる南アフリカの代表団も「合意はバランスが取れている」と評価。欧州連合(EU)のアリアスカニェテ欧州委員は「(合意内容は)直ちに実行される必要がある。世界が私たちに期待している」と述べ、各国に行動を呼び掛けた。(共同/SANKEI EXPRESS

 ≪LED、燃料電池 迫られる家庭の省エネ≫

 COP21での合意を受け、日本は2030年度までに、温室効果ガスの排出量を13年度レベルから26%減らす目標の達成が迫られる。産業界や電力会社の排出削減とともに、増加傾向にあるオフィスや家庭部門からの削減が重要で、消費者も暮らしの中で一層の省エネに取り組むことが求められる。

 環境省によると、26%削減の実現のためには、新築住宅の省エネ基準の強化や既築の住宅の断熱改修を進めることによって、ほぼ全ての住宅を省エネ化することが必要になる。

 30年までには、家庭やオフィスの照明の全てを効率のいい発光ダイオード(LED)に切り替えることも想定しており、白熱電球はもちろん、蛍光灯も身の回りから姿を消すことになりそうだ。

パリ協定とは

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ