【半蓮華座のねじり】
座った状態で体にひねりを加えていく、少々難易度が高いポーズです。内臓の血行を促進させ、消化能力を高めます。忘年会でおいしい物をたくさん召し上がった翌朝、だるさを伴う空腹のときに行うことをお薦めします。
〔1〕両足を伸ばして座った状態から左膝を曲げ、かかとを腿の付け根につけて半蓮華座を組む。左足首や股関節などがつらい場合は、左足の裏側を右腿の内側につけるように座る。伸ばしている右足の膝頭とつま先が天井を向くようにして、右かかとを前方へ押し出す。
〔2〕上半身を左側へねじり、左肩を後ろに引き左手を腰にまわす。右手を右足の方に伸ばし、上半身を前屈する。
〔3〕左肩から先を見つめるように体をねじり、右腹部を圧迫し左胸を開く。余裕があれば、左手を左足の甲に添え左肩から左腹部へのねじりを高める。反対側も同様に行う。
ねじりを加え肩や胸を広げ腹部を圧迫するだけでなく、曲げている側の膝や足首に日常生活では味わえないひねりを与えていく難しいポーズです。膝や足首などが痛いようでしたら、無理なく行える形に変えてみてください。