【編集後記】
取材を通じて驚いたのは、記者と同年代の中国人の若者が「爆買い」をしていることだ。アンケートでは、親のお金で買い物をしているケースが多いことが分かった。
ある女子大学院生は「親のカードで支払いをするから、いくら買っても大丈夫。それに私がカードを使ったら、請求が親のところにいくから、私の安否確認ができて安心するわ」と話していた。
「メード・イン・ジャパン」が、ブランドとして今も高い信頼を得ていることも分かった。記者の友人である中国の28歳の女性は「日本に行ったら、まず紙おむつと乳幼児用の保湿クリームなどを購入したい」と話していた。中国国内のスーパーで販売されている商品は安全性を考えると、とても買う気になれないのだという。