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明けまして白洲正子を読みまくる松の内 韋駄天お正が切り込んで行くと決めた「あの中」 松岡正剛 (5/5ページ)

2016.1.6 19:00

 【KEYBOOK】「夢幻抄」(白洲正子著/世界文化社、1728円)

 「母の憶い出」を読んで「明恵上人」「西行」、長文の「和歌の伝統に思う」を読むと、白洲さんがわれわれを案内していこうとしている行く先の大事が心に染みてくる。日本人を事細かに指南してくれたんだとも思う。なぜ、こんなに念入りの指南なのか。きっと能管に仕込まれた「筒音」(つつおと)の役割、外に響く音とは別の内側の音色の役割に、徹しておられたのだろうと思っている。(編集工学研究所所長・イシス編集学校校長 松岡正剛/SANKEI EXPRESS

 ■まつおか・せいごう 編集工学研究所所長・イシス編集学校校長。年始はスタッフたちとお屠蘇を呑み、それぞれが今年の豊富を語った後、全員で会社近くにある世田谷八幡宮に参拝しにいく。ちなみに今年で72歳の年男になる。最新の千夜千冊は1598夜「不思議の国のアリス」(http://1000ya.isis.ne.jp/

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