スタジオジブリ・宮崎駿監督引退記者会見会見する宮崎駿監督=東京・吉祥寺(撮影:今井正人)【拡大】
鈴木「宮さんから話があったのは6月19日の後ではないか。これまでも『これが最後』という話があったが、今回は本気だな、ということを感じざるをえなかった。『ナウシカ』から30年。その間、いろいろありました。ジブリを続けていく間で、これ以上やるのはよくないんじゃないかとか…。僕も30年間、緊張がずっとあったと思う。それが今回、揺れた。別の言い方をすると、僕自身が少しほっとするところがあった。だから僕は、若いときだったらそれをとどめさせようという気持ちも働いたと思うが、ご苦労さまでしたという気分もわいた。それをみなさんに、いつどうやって知らせようかということは話し合いました。まず言わなきゃいけないのが、スタジオのスタッフに対して。『風立ちぬ』が公開して落ち着いた8月5日に伝えた。そして、映画の公開が一段落した時期に、みなさんにも発表できるかなと。そんな風に考えたことは確かです」
--(台湾メディアの質問)台湾の観光客が日本を訪れた際、ジブリ美術館は外せない場所。引退後は旅行をかねて海外のファンと交流する予定はあるか
宮崎「美術館の展示については私も関わらせてもらいたいと思っている。自分も展示品になっちゃうかもしれませんが(笑)、ぜひ美術館におこしいただきたい」
--鈴木プロデューサーに。「風立ちぬ」が宮崎監督の引退作になる予感はあったのか