スタジオジブリ・宮崎駿監督引退記者会見会見する宮崎駿監督=東京・吉祥寺(撮影:今井正人)【拡大】
--(イタリアメディアからの質問)イタリアは好きか。それから、宮崎さんが美術館で館長として働くといいのではないか
宮崎「僕はイタリアは好きです。まとまっていないところも含めて。友人もいるし食べ物もおいしいし、女性はきれいだし。ちょっとおっかない気もしますが…。それから、館長で『いらっしゃいませ』というよりは、展示物を描き直したりしなければいけないと思っています。美術館も毎日、掃除しているはずなのに、いつの間にか色あせてしまう。美術館をいきいきさせるためにはずっと手を掛けていかなければいけない。それをやりたい」
「僕は町工場のおやじ。文化人ではない」
〈宮崎監督の「今後」についての質問は続く〉
--美術館では短編アニメーションも放映されている。展示の一環として、作品を手がける可能性はあるか。また、鈴木さんは、ジブリの今後をどう考えているのか
宮崎「僕は自由です。やってもやらなくても自由です。だから、前からやりたいことをやろうと。それはアニメーションではありません」
鈴木「僕は今、『かぐや姫の物語』(高畑勲監督)のあと、来年の企画に関わっています。僕も65歳です。このじじいがいったいどこまで関わるのか。今後のジブリの問題というのは、ジブリにいる人たちの問題でもある。その人たちによって決まると思う」