700系車両に技術が生かされた「300X」【拡大】
東北新幹線に脈々と受け継がれる「STAR21」
ライトグリーンの装いで、先頭部が平面的な造形が印象的な「STAR21」。「21世紀の素晴らしい電車」という意味が込められ、超軽量合金「ジュラルミン」を国内初の鉄道車両の素材に採用するなど、航空技術を取り入れたのが最大の特徴だ。JR東は当時の主力車両だった「200系」より車両の高さや幅をコンパクトにして、規格面からも徹底した軽量化を進め、高速化に伴う騒音対策も図った。
その結果、平成5年には時速425キロと日本記録を更新。世界でも第2位(当時)の速度をたたき出し、話題を呼んだ。
また、架線から電気を受け取るパンタグラフを、従来のひし形から「く」の字型のシングルアームに変更。その技術は、「E2系」「E4系」「E5系」といった東北新幹線などの主力車両に受け継がれている。