【書評】『付添い屋・六平太 龍の巻 留め女/虎の巻 あやかし娘』 (1/2ページ)

2014.6.28 15:20

 ■日本一の「人情時代劇」が完成

 本書は、ドラマ『鬼平犯科帳』『剣客商売』『御家人斬九郎』、NHK大河『義経』、朝ドラ『チョッちゃん』などを手がけた脚本界の超大物、金子成人(なりと)さんのデビュー作(2冊同時刊行)です。おかげ様で発売3日にして累計10万部を突破しました。『六三四(むさし)の剣』『JIN-仁』『龍-RON』などで知られる村上もとかさん書き下ろしのカバーイラスト、『龍の巻』は北大路欣也さん、『虎の巻』は高橋英樹さんに寄せていただいた帯コメントも話題となり、初動からの大ヒットが実現しました。

 「付添い屋」とは、裕福な商家の子女が花見や芝居見物に出かける際、案内と警護を担う侍のことです。主人公の浪人・秋月六平太は、信州十河藩の元供番(駕籠を守るボディーガード)。藩の権力抗争に巻き込まれてお役御免となり、付添い屋で身を立てています。「武家ってやつぁ、性懲りもねえ」が口癖。付添い先で出会う武家の横暴や女を食い物にする悪党を打ち倒してゆきますが、痛快なだけではありません。ストーリーは練りに練られ、「いいお話だったな」という読後の充足感をお約束します。

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