3D印刷“個人メーカー”続々 家電も視野、数年内に量産化 (2/5ページ)

2014.7.21 08:00

主な3Dプリントサービス

主な3Dプリントサービス【拡大】

 素材は樹脂、陶器、鉄のほか金にも対応。1個から製造できる。利益の3割をカブクが手数料として受け取る。サービス開始から半年程度だが、稲田氏によると登録者は1万人弱、販売した製品は数千に達した。現在はCAD(コンピューター利用設計システム)などを扱う人が中心だが、「DIYを含めた日本のクリエイター層300万人に広げたい」(稲田氏)考えだ。簡単に3Dデータを作成できるソフトも提供する。

 現在販売しているのはアクセサリーやフィギュア(人形)、立体アート作品、スマートフォン(高機能携帯電話)ケースなどの雑貨、地図の模型など。在庫が不要なため商品の種類はいくらでも増やせる。「雑貨では複数売れるものも出てきた」(稲田氏)という。

 3Dプリントサービスでは、デジタルコンテンツ(情報の内容)配信を手がけるDMM.com(ディーエムエム・ドットコム、東京都渋谷区)が先行して昨年7月に開始。3Dプリント事業部長の白井秀範氏によると、5月時点で「依頼件数が月5900件、出力数が月2300件に達した」。海外では月20万件近く出力する事業者もあり、DMMとしては「当面は1万件を目指す」(白井氏)考えだ。

「電子回路のプリントも可能。独自の家電生産の検討も始まった」

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