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今なお現実逃避の手段として 乾ルカ (2/5ページ)

2015.2.22 09:00

さっぽろ雪まつりの時期、小樽は小樽雪あかりの路というイベントをやっていて、運河やその他各所に、雪の中にろうそくをともします=2015年2月10日、北海道小樽市(乾ルカさん撮影)

さっぽろ雪まつりの時期、小樽は小樽雪あかりの路というイベントをやっていて、運河やその他各所に、雪の中にろうそくをともします=2015年2月10日、北海道小樽市(乾ルカさん撮影)【拡大】

  • スリッパ大好きな乾家の愛犬・まるが北海道の四季をお届けします=2015年2月16日、北海道札幌市(乾ルカさん撮影)
  • 「ギャグマンガ日和」(増田こうすけ著/集英社、ジャンプコミックス、400円+税、提供写真)。(C)増田こうすけ/集英社
  • 【本の話をしよう】作家、乾ルカさん=2月15日(提供写真)

 当時は食育という概念が乏しく、食材には不自由しないものの、戦争中に食べ物で苦労した経験を持つ人たちも多くいらして、給食を残すことはまごうかたなき悪であるという風潮でした。全部食べるまで食器を下げることまかりならん、と目を光らせる担任の先生はとても怖いものでした。怖ければ食欲はうせます。食べられない食材もあるし、体が小さいので、そもそも配膳される量も多い。私は昼休みまで給食居残り組でした。なんだかいつも涙目になっていたように思います。

 ですので給食時間を思うと、もういっそ学校休みたいと思うほど、激しくブルーになっていました(実際仮病で休んだこと数知れず)。

 その陰鬱な気分をいっとき忘れさせてくれるもの、それが本でした。授業と授業の合間には本を読んでいました。給食が配膳され始めると、食べ物の匂いをかがないように本を開いて鼻に押しつけ、紙の匂いをかいでいました。図書室や学級文庫にあった本やマンガには、実に助けられました。

 描けない、マンガは別

 今、幸か不幸か本に関わる仕事の末端におりますので、基本的に読書は、当時のような現実逃避としては、なかなか成立しなくなってしまいました。

ギャグマンガ 増田こうすけ著「ギャグマンガ日和」

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