【肘をついた立位の脇ストレッチ】
ふとした嫌な出来事から感じる怒りなどの感情を「やけ食い」という行為に駆り立ててしまう場合もあります。ストレスの対象から心を反らせるポーズを取ることにより、怒りを抑える効果が期待できます。このポーズでじっくりとストレスを解消させ、感情を常にフラットな状態にしましょう。
〔１〕両足をできるだけ大きく開き、右足のつま先の向きを調整しながら右膝を直角に曲げる。この時、かかとの真上に膝がくるように右ももと床が平行になるようにする。
〔２〕上半身を右側に傾け、右肘を右ももの上に添え支えをつくる。視線を天井に向けながら胸を開き、左足のかかとから左脇腹にかけて斜め一直線上に伸ばす。
〔３〕左腕を伸ばし、手のひらが床を向くようにする。左側の肋骨（ろっこつ）が開いていくように体の側面を伸ばす。反対側も同様に行う。
このポーズは、股関節や体の側面の柔軟性が必要になるので、少々難しいポーズかもしれません。日常生活の中であまり使わない筋肉や関節の開き方を確認するようなポーズなので、体が安定しようとプルプルと震えます。心は体を制御しようと集中し、ストレスの対象から心が離れざるを得なくなります。
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