【木のポーズ】
このポーズは、バランスを取るポーズの中でも代表的なポーズです。バランスを取る姿勢により、集中力が高まり不安な気持ちを起こさせる雑念を取り除くことができるでしょう。
〔1〕軸足のつま先を真っすぐ正面に向け、大地に深く広く根を下ろすように意識を高める。
〔2〕反対の足を持ち上げ、軸足の内くるぶしの辺りに足の裏を付ける。大丈夫そうであれば足の裏を軸足のももの内側へと持ち上げ、足の裏とももの内側で互いに押し合いバランスを取る。この時、持ち上げている足の股関節を開くように膝の外側を後方へ押し、骨盤の前側を広げる。
〔3〕両手を胸の前側で合わせ合掌し、遠くの一点を見つめるように集中力を高める。足を入れ替えて同様に行う。
足の裏から、深く広く大地に根を張るようなイメージを持ちましょう。おなかの辺りに力が加わり骨盤が引き締まり、背筋が心地よく伸びて上体がリラックスしていきます。雑念が湧いてくるときほど背筋を伸ばし、集中力を高め気持ちが前向きになるように導きましょう。