【イキイキ☆おうちヨガ】集中力高め　前向きな気分に　冬季鬱や活力低迷を予防 (4/5ページ)

　【安楽座のねじり】

　体の土台となる骨盤を安定させ腹部をねじることにより、酸素をたくさん含んだ血液が腸などの臓器をめぐります。消化や排泄（はいせつ）などの機能が改善され、体の内側から健康を増進させるでしょう。またねじる動作により、胸の奥の方に引っかかっていた不安要素が楽に吐き出せるような呼吸に変わっていきます。

〔１〕胡座（あぐら）を組むように座り、交差させたかかとの上に膝の近くがくるように両足を絡ませる。

〔２〕両手の指先を体の後ろ側の床に立て、体重を左右の座骨に均等に乗せた状態で背骨を垂直方向に引き上げる。

〔３〕左手を右膝の上に添え、顎を軽く引いた状態で上半身を右方向へねじる。さらに右手を少しだけ体から離した床に置き、両肩の高さを水平に保たせ胸を開いていく。同様に反対側のねじりも行う。

ヨガのトレーナー　進藤悦夫略歴