夏の風物詩、鮎。子供のころ、祖父が毎年狩野川に鮎釣りに出かける時に、一緒に連れて行ってもらったものです。旅館の若主人が作る、一夜干し、うるか、鮎ご飯、甘露煮…。興味津々でした。私には欠かせない季節の仕事の一つです。
養殖は一夜干し向き
天然鮎は高価で家庭料理にはちょっと…と思われる方もいらっしゃるのでは。そこで今回は、最近スーパーでも手に入る養殖の鮎を使って、一夜干しにしてみましょう。鮎といえば塩焼きが真っ先に浮かびますが、なかなか家で塩焼きを上手にするのは難しいものです。一夜干しなら簡単で、日持ちも良く、さまざまな料理に展開できます。養殖の鮎は脂が乗って、一夜干しに向いています。お値段が親しみやすいのもうれしいです。この他にも、鮎雑炊も私の定番です。
鮎は腹開きにしますが、この作業はお魚屋さんでお願いするのもいいでしょう。頭までしっかりと開いてもらうと、ばりばり丸ごと食べられます。