伊で通訳介さずに語る本田圭祐 大きく変わった日本人サッカー選手の存在感 (2/5ページ)

2014.1.19 06:00

5日付ガゼッタ・デロ・スポルト紙は見開きで本田の到着を「本田ショック」の見出しで報道。「10HONDA」のユニホームを手にする本田の写真を大々的に掲載

5日付ガゼッタ・デロ・スポルト紙は見開きで本田の到着を「本田ショック」の見出しで報道。「10HONDA」のユニホームを手にする本田の写真を大々的に掲載【拡大】

 ただ、これは目線や選手の語学力の向上というだけでなく、サッカー選手が通訳を介してインタビューに答えること自身がビデオマーケティングの時代にマッチしていない現れではないかとも思う。ガチガチに固めたイメージ戦略は似合わなくなってきた。ちょっとしたミスなど愛嬌でカバーしろ、と。

 スポーツ選手の語学という例でぼくの記憶にあるのは、F1のミハエル・シューマッハのフェラーリ時代だ。1991年から1995年のベネトンでの輝かしい戦歴をバックに1996年にフェラーリに移った。2006年までフェラーリに在籍したが、この約10年間の前半期、彼はイタリアTV局のインタビューに対しても一貫して英語で答え続けていた。

 完璧主義でロボットのようだと形容されたシューマッハがチームの母国語を話さない(実際は「話そうとしない」)ことに、多くのイタリアのファンは内心不満だった。それでも「サービスの言葉なんかどうでもいいから、とにかく優勝してくれ」というのがファンの本音だったのだろう。

「シューマッハも丸くなったね」「けっこう茶目っ気があるじゃない」

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